ただいま京都国立博物館では、親鸞聖人生誕850年特別展「親鸞ー生涯と名宝」が、5月21日(日)まで開催されています。
2023年は浄土真宗を開いた親鸞聖人(1173~1262)の生誕850年となり、親鸞ゆかりの地京都で開催されている本展では国宝11件、重要文化財75件を含む、過去最大の出陳件数となっています。また『教行信証』坂東本・西本願寺本・高田本の貴重な3本が初めて顔合わせします。
さらに、本展は親鸞の求道と伝道の生涯を、自筆の名号・著作・手紙をはじめ、彫像、影像、絵巻など浄土真宗各派の寺院が所蔵する国宝11件、重要文化財75件などの法宝物の出陳件数は過去最大となります。
(『教行信証』=正式には『顕浄土真実教行証文類(けんじょうどしんじつきょうぎょうしょうもんるい)』。全6冊からなる親鸞の著作で浄土真宗の根本聖典。)
親鸞は京都に生まれ、9歳で出家して比叡山で修行に励みますが、29歳で山を下り、浄土宗の開祖・法然上人の弟子となります。しかし、法然の教団は弾圧を受け(承元の法難)、親鸞も還俗させられて越後に流罪となりました。その後罪を赦された親鸞は、関東地方を中心に布教に励み、やがて京都へ戻って晩年に至るまで、主著『顕浄土真実教行証文類』(『教行信証』)や「和讃」など多くの執筆や推敲を重ね、90歳で入滅しました。
【展覧会概要】
開館時間:午前9時 ~ 午後5時30分(入館は閉館の30分前まで)
休館日 :月曜日
観覧料(税込):一般 1,800円 大学生 1,200円 高校生 700円
※中学生以下、障害者とその介護者1名は無料(要証明)。
※大学生・高校生の方は学生証をご提示ください。
主 催:京都国立博物館、朝日新聞社、NHK京都放送局、NHKエンタープライズ近畿
特別協力:真宗教団連合
※会期、展示作品等は今後の諸事情により変更する場合があります。
会 場: 京都国立博物館 平成知新館 (京都市東山区茶屋町527)
お問合せ: 075-525-2473 (テレホンサービス)
京都国立博物館公式サイト https://www.kyohaku.go.jp/
展覧会公式サイト
https://shinran850.jp
【展覧会ご招待券応募の御案内】
神戸観光コンシェルジュでは本展覧会の無料招待観覧券を5組10名様に読者プレゼントいたします。
4月7日までにメール(hakuhoan@gmail.com)まで「親鸞ー生涯と名宝と件名に明記の上、送付先をお送りください。応募多数の場合は抽選し、発送をもって引き換えとさせていただきます。またお送りいただいた個人情報については、今回の締め切り、発送後に適切に削除させていただきます。