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中村勘九郎&七之助兄弟が「平成中村座 姫路城公演」の取材会に出席

 

歌舞伎俳優の中村勘九郎さん、中村七之助さんが16日、「姫路城世界遺産登録30周年記念 平成中村座姫路城公演」(5月3~27日、姫路城三の丸広場内特設劇場)の大阪で取材会に出席しました。

 

 

平成中村座は、十八世中村勘三郎(当時、勘九郎)が「江戸時代の芝居小屋を現代に復活させ、多くの方々に歌舞伎を楽しんでいただきたい」長年いだいていた想いが「平成中村座」として2000年に浅草で実現しました。

その想いは中村勘九郎、中村七之助へと脈々と受け継がれ、2023年には世界遺産登録30周年を記念して、満を持して国宝・姫路城三の丸広場で江戸時代の芝居小屋がよみがえります。

 

勘九郎さんは「父勘三郎の死は、皆様方が思うより喪失感がありました。そして父勘三郎の想いである中村座をよりずっといいものにしていかないとなりません」。そして中村座にかかわって助けていただいた皆さんへの感謝の意を込めて語りました。七之助さんは「姫路城という場でできるとは思いもよらず、しかも姫路城のパワーをいただきました。自信をもって父に顔向けができます」と語りました。

 

姫路城公演では、姫路城ゆかりの演目、第一部で「播州皿屋敷」「鰯賣戀曳網」、第二部で「棒しばり」「天守物語」を披露されます。

 

公演期間中は劇場前に、中村座初の規模の三十軒長屋も出現。ご当地姫路の特産品はもちろん、平成中村座の歴代公演地の浅草、小倉からの出店も予定されています。観劇された方のみならず、姫路城に訪れた誰でもご覧いただき、お土産を購入できます。

 

公演チケットは2日で完売しましたが、各日、立見席がコロナ対策も緩和されたこともあり、各日20席ずつ販売されることが決定しました。

 

主催:姫路市、関西テレビ

ホームページ:https://www.ktv.jp/event/nakamuraza/